オンラインでのトレーニングの形態と特徴
当ジムのオンライントレーニングは
この項目は、最後に締めとして書くつもりだったのですが、長文になってしまったので、最も伝えたいこの項目を先に書いておくことにしました(^^)
当ジムのオンライントレーニングは、しっかりと効果を出し、満足していただくために、1対1のパーソナルトレーニング形式で指導いたします!
オンラインのトレーニングでは効果があまり期待できないのではないかと不安に思っている方もいらっしゃるかと思いますが、後ほど書くように、オンラインでのパーソナルトレーニングならしっかり追い込むことができるので、効果も十分あります!
(オンライントレーニングでも会員様をヒーヒー言わしています言っていただいています(笑)。)
また、当ジムのオンラインパーソナルの会員様には、旅行などで沖縄に短期滞在する際に、当ジムでの対面でのパーソナルトレーニングを無料で受けることができるという特典があります!
沖縄に来た際は、是非当ジムへもお越しください!
といっても旅行中にわざわざトレーニングをしに来るような方はそうそういないと思いますが(^^;)
オンライントレーニングの形態について
現在、色々な分野でオンライン化が急速に進んでおり、ボディメイクにおいてもオンラインでトレーニングを行うジムも増えています。そしてその形態も多様化していますし、今後もオンライン化は進んでいくものと思われます。
まずは、オンラインでのトレーニングの形態について説明します。
オンラインでのトレーニングは、大きく分けると以下のような形態があると思います。
- (1)パーソナルトレーニング形式(1対1でのビデオ通話)
- (2)レッスン参加形式(1対複数のビデオ通話によるグループトレーニング)
- (3)動画配信形式
それぞれの特徴について簡単に書きます。
(1)パーソナルトレーニング形式(1対1でのビデオ通話)
ジムでの対面のパーソナルトレーニングをオンラインで行うものです。ビデオ通話で行うので、個人個人の体力・技能レベルやその日の調子に応じて、メニューを柔軟に組むことができます。
他のページでも書いており、大事なことなので何度でも書きますが、筋トレは、適切なフォーム・負荷・回数などで、日々継続して行わないと効果は得られません。
これらの条件を満たさないと、「今日もよくがんばった」という満足感は得られたとしても、トレーニングの効果はいつになっても表れない(身体が変わらない)ということになってしまいます。
ジムにずっと通っているけど体型が全然変わらないって嘆いている方がいますけど、それは正しいやり方でトレーニングできていないことが原因の1つだと思います。
効果のないトレーニングは、極端に言うと時間(とお金)の浪費でしかありません。効果が出ないと、トレーニングに対するモチベーションも下がってしまいます。また、誤ったフォームでトレーニングしたり、モチベーションの低い集中の欠いた状態でトレーニングをすると怪我に繋がりかねません。
また、トレーニングは疲れてくるとフォームが崩れやすくなります。
例えば、スクワットは、キツくなってくると、脚を伸ばす時に膝が内側に入ってしまったり、膝が前に出過ぎてしまったりするなど、フォームが崩れやすくなります。さらに、疲れるとフォームやターゲットとしている筋肉などへの意識が疎かになってしまいます(意識することを忘れてしまいます)。そうなるとトレーニングの効果は落ちてしまいます。また、怪我にも繋がり(ry

パーソナルトレーニング形式であれば、リアルタイムでフォームを修正してもらったり、ターゲットの筋肉への意識を忘れないよう声掛けをしてもらうことができます。
ほかにも、トレーニング中に生じた疑問などもその場で尋ねることができますし、トレーナーの見本の動きが分かりづらい場合も、角度を変えたりゆっくり見せてもらうことができます。
そしてパーソナルトレーニングの利点で忘れてはならないことの1つが、自分一人でのトレーニングでは「もうこれ以上できない」と諦めてしまう場面でも、トレーナーの励まし・声かけでもうひと踏ん張りがんばることができるため、しっかり追い込めるということです。
しっかり追い込めるか追い込めないかで、トレーニングの効果は大きく変わります!
パーソナルトレーニングの利点で忘れてはならないことのもう1つが、食事の指導です。
ボディメイクにおいては、トレーニングも重要ですが、食事も非常に重要です。ジム紹介のページでも書いていますが、ボディメイク成功の7割は食事とも言われているくらい食事の内容はとても大切です。
パーソナルトレーニングでは食事の指導をしっかりと受けることができますが、この後説明するその他のトレーニング形式では、食事指導がない、または、あってもパーソナルトレーニングほどの指導はないのではないかと思います。
このように、1対1だからこそ、リアルタイムでフィードバックを受けることができ、きめ細かい指導を受けることができます。
そのため、オンライントレーニングの中では最も質の高いトレーニングができます。
つまり、最も効果の出るトレーニング形態と言えます。
(2)レッスン参加形式(1対複数のビデオ通話によるグループトレーニング)
1対複数のため、メンバー全体の動きを把握することは困難です。そのため、一人ひとりへの細かい指導が難しくなります。このことはオンラインに限ったことではなく、対面でも同様ですし、トレーニングだけでなく勉強などあらゆることに当てはまります。
また、メンバー一人ひとりに細かく丁寧な指導をするための十分な時間も取れません。
さらに、オンラインで1対複数でトレーニングすると画面も分割されることになるため、人数が増えるほど画面が小さくなり、ただでさえ画面を通しての動きの把握が困難なのが、さらに困難になります。というか把握できないんじゃないかと思います。
みんなで楽しんでトレーニングしたい・友達と一緒にトレーニングしたい、ということに重きを置いているのなら、レッスン参加形式のトレーニングはよいと思います。
まったく関係ないのですが、複数人をまとめて相手にするということを考える時、聖徳太子の逸話をいつも思い出してしまいます。
聖徳太子は10人の話しを同時に聞き分けることができたという逸話があります。10人の話しを同時に聞き分けることができるのは確かにすごいことですが、10人に同時に話したわけではないので、その能力はあまり役に立たないのではないかといつも思ってしまいます。
10人に同時に違うことを話すことができたら相当すごいです。すごいというか人間じゃないですね。
というかその10人がまとめて話しかけるのはどうかと思いますね。民度が低すぎるんじゃないですかね?(^^;)
でも先ほどは10人の話しを聞き分ける能力はあまり役に立たないのではないかと書きましたが、そんな民度の低い人々を相手にするんだったら、この能力は役に立ちそうですね(笑)。
ちょっと真面目に使い道を考えると、講演や講座などの質問受け付けの際に、一斉に質問してもらえれば時間短縮になりますね。
他の人は質問の内容が分からないと思いますが(笑)。
(3)動画配信形式
個人への直接指導がなく、自分で動画を見ながらトレーニングをするため、フォームの修正などはしてもらえません。その日の体調に合わせたメニューも組まれません。それゆえに安価です。
先に書いたように、間違ったフォームでトレーニングをすると、効果が得られないばかりか、怪我にも繋がりかねません。
各種目のポイントなどの説明はあると思いますが、あくまでも基本的なポイントしか説明されないでしょう。動きの癖や関節の可動域などは一人ひとり異なりますが、それらを考慮した個人に合わせた指導はしてもらえません。
自分の動きを精確に把握し、自分自身で修正できるレベルの方なら活用できると思いますが、トレーニング経験のない方や初心者には絶対お勧めしません。
と書きましたが、多くの人は、自分では身体を正しく上手に動かしているつもりでも、実際には自分の思っているようには動かせていないことが多いです。これはトレーニング歴が長い方にも当てはまります。
分かりやすい例が逆立ちです。
頭の中では胴体を地面から垂直になるように立てて、脚を真上に持ち上げているつもりでも、実際には胴体は地面から30度程度しか持ち上がっておらず、それに伴い脚も真上に持ち上げられていないために重心が身体の軸から外れて逆立ちができない、という感じです。
イメージが湧くでしょうか?
このように、動画配信形式のトレーニングでは、リアルタイムでの指導がないため、自分では正しく上手に身体を動かしているつもりでも、実際は正しくない動きだと気付かずにトレーニングし、汗をかいて満足感は得られるけれども、トレーニングの効果は大して表れないということになりかねません。
身体を動かすと気持ちがすっきりするので、ストレス発散目的ならば動画配信タイプでもよいと思います。
先に書いたように、自分の動きを自分で把握・修正できる方には、しっかりとした効果を望めると思います。
また、動画配信形式は、いつでも自分の好きな時間にトレーニングすることができます。
このことは、その人の性格、というか意志の強さにより、プラスにもマイナスにもなると思います
トレーニングは継続しないと意味がないということはすでに書きましたが、意志の弱い方の場合、自分の好きな時間にできるということが裏目に出て、その日のトレーニングを「○○をした後にやろう」という具合に後回しにして、いざ○○が終わっても、今度は「やっぱり△△が終わった後にやろう」という具合に、先延ばしを何度も繰り返して結局やらないというパターンに陥りやすいです。
むしろ相手がいて時間も決まっていた方が、その時間にトレーニングできるように他のことを調整するようになるのではないかと思います。
逆に意志の強い人の場合は、自分の時間を有効に使うことができるので、自分の好きな時間でトレーニングできるというのは魅力的だと思います。
また、誰ともしゃべらず完全に一人でトレーニングするため、一人では寂しくてできないという方やコミュニケーションを取りたいという方、みんなでやりたいという方には向いていないでしょう。
逆に、誰ともコミュニケーションを取りたくないという方には向いていると思います。
オンライントレーニングの形態と特徴(まとめ)
オンライントレーニングの3つの形態と特徴について、簡単にまとめると以下のようになります。
パーソナルトレーニング形式 (1対1でのビデオ通話) |
レッスン参加形式 (1対複数のビデオ通話によるグループトレーニング) |
動画配信形式 | |
プラス点 |
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マイナス点 注意点 |
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オンライントレーニングの形態を大きく3つに分けて書きましたが、例えばレッスン参加形式に動画配信を組み合わせているサービスを提供しているところもありますし、今後も色々な形態のオンライントレーニングが出てくると思います。
自分の目的やレベルに応じて、どのタイプのものがよいかを選び、質の高いトレーニングをしてください。
どうせやるなら効果の高いトレーニングをしましょう!
オンラインでのトレーニングについて
オンラインは、移動の手間などがなく自宅で完結するので便利ではありますが、なんでもかんでもオンラインでやればよいとは言えないと思います。
その代表が、トレーニングを初めとする身体操作が伴うものです。
身体操作とは、簡単に言えば、頭の中で身体をこう動かそうと思ったこと(イメージしたこと)を実際にその通りに動かすということです。
先ほども書きましたが、自分では身体を正しく上手に動かしているつもりでも、実際には自分の思っているようには動かせていないことが多いです。
こういった動きの修正を、直接対面式のパーソナルトレーニングでは直接その部位に触れるなりして修正をすることができますが、オンラインではそれができません。
スポーツを経験した方ならよく分かると思いますが、教える時や教わる時に言葉のみでの説明ではうまく伝わりません。動画で動きを見ても、細部の動きは分かりません。
直接身体に触れて手取り足取り教える・教えてもらったり、目の前で見本を見せる・見せてもらう方が、どうすれば正しく上手に動けるかが伝えやすく、上達も早くなります。
目の前ならば、見本の動きが見づらかったら、見る場所を変えて見やすい位置に移動して学ぶこともできますが、オンラインではそれができません。
オンラインでは、フォームや呼吸なども画面を通して確認することとなるため、撮影の角度などにより、実際にはもっと腰を落とすべきところや、膝が前に出過ぎてしまっていることなどを見逃してしまう可能性が十分にあります。
このように、オンラインでは伝えられる内容・受け取れる内容に限界があるのです。
そのため、オンライントレーニングの中では最も効果の高い形態であるパーソナルトレーニング形式でも、対面式のパーソナルトレーニングと比べるとトレーニングの質が落ちてしまいます。
また、オンラインでのトレーニングは、どの形式のトレーニングでも自分の体重を用いた自重トレーニングがメインとなりますが、対面式パーソナルやスポーツジムでのトレーニングでは器具などを使うことができるので、対面式パーソナルやスポーツジムでのトレーニングの方がより強い負荷をかけることができるし、トレーニングメニューのバリエーションも多くなります。
オンラインでのトレーニングは効果があるのか?
誤解していただきたくないのですが、オンラインでのトレーニングは全く意味がないということではありません。
オンラインのトレーニングでは効果があまり期待できないのではないかと思っている方もいらっしゃると思いますが、オンライントレーニングでももちろん効果はあります。オンラインでのパーソナルトレーニングならしっかり追い込むことができるので、効果も十分あります。
ただ、直接対面でのパーソナルトレーニングと比べると効率が良くないということです。
なので、最も大きな効果を望むなら、オンラインでトレーニングをするよりは、ジムに通って対面でパーソナルトレーニングを受ける方がよいです。
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